インドネシア劇場版のポスター
先日映画館で観させていただきましたのでちょっとした感想文を残したいと思います。
スタジオジブリや宮崎駿監督の名前に惹かれて劇場に上映されたら早速観に行きたいと思ってました。そうなんです、インドネシアではようやく出ました。調べてみたら IMAX 版もあるのでできればそっちの方を観たかったのですが、残念、今はない様です。
僕は決して大ファンというわけではないです。『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し、』『となりのトトロ』等を見てきた者として是非今作も観に行きたいのです。原案というか吉野原三郎先生による同名の小説も買ってはいますが今後是非読ませていただきたいのです。
ネット上では評価がバラバラですね。英語版の Rotten Tomatoes では評判がよかったが、日本版のヤフーで見ると特に割れていますね。それが不思議ですね。とにかく観てみたいですね。
観てきた感想としては、観てよかったです。感動しました。自分でも理解できませんがちょこっと泣きました。綺麗な絵、アニメ、面白くて不思議なキャラクターもいっぱいでもはや芸術作品を見たかの様な作品ですね。それに中身も、複雑ながら、戦時中の日本を背景として少年は登場するので大事なメッセージが描かれている違いありません。戦争自体は殆ど描かれていませんが歴史を理解できる人はこのソフトなタッチでそれを表現出来るとは本当に凄いと思います。それにストーリーは心理的な世界まで行ってなんとなく繋がるのです。
この作品は一度観ただけで完全に理解出来る様な作品じゃないと思います。なんとなくそれが不評価につながることも理解出来ない訳でもありません。が、他のジブリ或いは宮崎先生の作品を観ても、そいうケースはなくもありません。不思議なトンネルを潜って不思議な世界に出会ったっという様な描き方は多々あります、それがそれで確立されたスタイルではありますし、観た人は読みやすくなります。それでも作品のビジュアルと中身である歴史や心理、そして恐らく監督自身が何らかの形で投入されているので様々な面が混ざってあって凄くいい作品が出来上がりましたと思います。今後も、特に IMAX で観れたら、或いは Blu Ray とかで見れたら改めて見たいと思います。